当ツールのダウンロード機能を使う際には、「当ツールのログイン機能でニコニコ動画にログインする」か、「ニコニコ動画にログイン済みのブラウザとログイン状態を共有する」か、どちらかが必要になります。
(ページ内リンク : ▼基本 / ▼ログイン状態の共有 / ▼ログイン状態の共有が正常にできているかどうかの確認 / ▼自動ログイン / ▼ログイン状態の共有に設定が必要な場合(Firefoxのポータブル版をお使いの場合など) / ▼「保護モード」に関する補足 )
・当ツールで動画やコメントをダウンロードするには、なんらかの形で、ニコニコ動画にログインしている必要があります。
・IE や Firefox や Chrome でニコニコ動画にログインしている場合は、そのログイン状態を共有する形で、そのまま当ツールを使えます。
・そうでない場合は、あらかじめ当ツールにログイン情報を入力しておけば、自動的にニコニコ動画にログインします。
・IE や Firefox や Chrome でニコニコ動画にログインしているあいだは、次のところを選択するだけで、当ツールを使えると思います。
・ダウンロードを実行すると、その処理で利用しているログイン状態の、ニックネームとユーザー種別が表示されます。
・これが正常に表示されていれば、たぶん大丈夫です。
・この際、ニックネームに付ける「様」とか「ちゃん」とかは、次のところで変更できます。
・呼び捨て派の場合は、エディットボックスを空欄にしてください。
・次のように設定しておくと、ダウンロードを実行したとき、ログイン状態の共有ができていなければ、自動的にログインを試みます。
(「ログイン状態の共有」ができていれば、自動ログインを使わずに、当ツールのすべての機能を使うことができます)
(IE や FIrefox で常にニコニコ動画にログインしている使い方で、自動ログインが不要でしたら、当ツールにメアドやパスワードを入力する必要はありません)
・自動ログインを行った場合は、IE でニコニコ動画にログインした状態になります。
(「ログインの設定」という欄で、ブラウザに FireFox をお選びの場合でも、IE でログインいたします)
・当ツールでニコニコ動画にログインしたときに、ほかのブラウザのログイン状態が強制的に解除される……といったことは起こらないはずです。
・当ツールに入力したメアドとパスワードの情報は、「NicomentXenoglossia.ini」というファイルの中に暗号化して記録されます(「AN0=なんとか」「AN1=なんとか」という部分です)
・当ツールが自動的にログインを試みるのは、いまのところ、ダウンロードの実行時など、限られた状況だけです。
・そのため、「ログインしていないと閲覧できないURL」からダウンロードリストに登録したい場合などに、手動でログインする必要があることがございます。
(ダイアログの何もないところを右クリックして「ニコニコ動画にログインする」を選ぶと、設定しているメアドとパスワードで、ニコニコ動画にログインします)
・当ツールでは、初期状態で、Firefox や Chrome など、主なブラウザのログイン状態を共有できるようにしています。
・ただし、この初期設定は、Firefox や Chrome を一般的な設定でお使いのケースを想定したものです。
・たとえば Firefox なら、ポータブル版をお使いの場合や、ユーザプロファイルを複数作成している場合に、そのままでは正常に動作しない可能性があります。
・「自動ログイン」を設定すれば、たとえ「ログイン状態の共有」ができなくても、特に支障なく当ツールを使うことができます。
・ですから、以下の説明がよくわからない場合、どうしてもうまくいかない場合には、「ログイン状態の共有」をあきらめてしまっても、ほとんど問題はありません。
・さて、Firefox とログイン状態を共有するには、当ツールは、Firefox のフォルダの中にある「cookie.sqlite」というファイルに記録されたログイン情報を読み込む必要があります。
・通常、そのファイルは決まった場所にあるのですが、もしもポータブル版をお使いでしたら別の場所にあるので、その場所を指定しなくてはなりません。
・具体的には、次の画像のように設定を変更してください。
・Firefox を複数のプロファイルでお使いの場合は、赤い枠で囲んだ部分を、「%APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default-1」といった感じに、ニコニコ動画にログインするプロファイルのパスに変更してください。
(複数のプロファイルでお使いの場合でも、そのままでログイン状態が共有できているなら、特に変更の必要はありません)
・赤い枠で囲んだ部分のパスから、見つかった「cookies.sqlite」の情報を使います(指定したパスの下の階層も探します)。
・その他、細かい説明は、「設定:クッキー取得.txt」というファイルの中に記載しております。
・もしかしたら、「IE(非保護モード)」「IE(保護モード)」「IE(自動判別)」と並んでいるのが、気になるかもしれません。
・基本的に、IEの場合に選択を変更する必要はありません(初期状態のまま、「ログインの設定」というところから選択を動かさなくて良いことになっています)。
・なお、初期状態のままの場合(「ログインの設定」から選択を動かしていない場合)は、「IE(自動判別)」を選んでいるときと同じ挙動になります。
・とりあえず、どれを選んでいても、ダウンロードが正常に行われるならば、それで良いと思ってください。
・しかし、もしも「IE(自動判別)」でダウンロードがうまくいかない場合は、選択を「従来通りの挙動」や「IE(非保護モード)」や「IE(保護モード)」に変更してみると、もしかしたら動くことがあるかもしれないという感じになります。
・なお、IE でニコニコ動画にログインして「従来通りの挙動」を選ぶのが、もっとも問題が起こりにくい組み合わせになります。
・Vista 以降の Windows では、「インターネットオプション」の「セキュリティ」のところで、「保護モードを有効にする」にチェックが入っている場合に、「保護モード」というものが有効になっています。
・さて、ツール側としては、「保護モード」が有効なのか無効なのかで、処理を少し変える必要があります。
・そこで、「IE(自動判別)」の場合には、まず、IEIsProtectedModeProcess という関数を呼び出して、「保護モード」が有効なのか無効なのかを判別しています。
(「IE(保護モード)」を選んだ場合は、判別を省略して「保護モード」が有効だというつもりで動作します。「IE(非保護モード)」の場合は、その逆になります)
・そうして、「保護モード」が有効なら IEGetProtectedModeCookie API で処理、無効なら InternetGetCookieEx API で処理……という感じに動作します。
※もしも「IE(自動判別)」以外を選ぶとしたら、XPなら「IE(非保護モード)」、Vista以降で「保護モード」を有効にしているなら「IE(保護モード)」……といった感じになります。