当ツールのダウンロードリストの保存形式の仕様など

通常、この説明をお読みいただく必要はないと思います。注意事項の多くは、古いバージョンに関するところで、最近のバージョンではたぶんあまり関係ありません。

(ページ内リンク : ▼「保存方式」の各選択肢の説明▼リストの保存方式と実体

「保存方式」の各選択肢の説明

ここで説明すること

・ここでは、画像の部分について説明します。

とりあえず

・普通に使う分には、ここを変更する必要はありません。

・初期状態のまま、「(保存方式)」という選択にしておくだけで、特に問題はありません。

※「(保存方式)」を選んでいる場合は、「完全」を選んでいる場合と同じ挙動になります。

ここが何のための設定なのか

・次のようにすると、現在のリストを保存しておき、あとで読み込むことができます。

※この操作の詳細は、リストの保存と読込をご覧ください。

・この操作でリストを保存するときのオプションが、「(保存方式)」という選択肢になります。

「(保存方式)」「完全」「パス+情報」

・初期状態の「(保存方式)」を選んでいる場合や、「完全」を選んでいる場合に保存したリストを読み込むと、「保存ファイル名」「保存場所」「ID」「コメント数」「再生数」「投稿日」が復元されます。

・「パス+情報」を選んでいる場合も、基本的には同じです(内部的には少し違うのですが、使う分にはほとんど同じ、という感じです)。

「完全+状態」

・上記の設定では、次の画像で示した部分は、保存や読込の対象外になります。

・こういったところまでリストの状態を保存したい場合は、「保存方式」に「完全+状態」を選んでください。

「パスのみ」

・「パスのみ」を選んでいる場合は、「保存ファイル名」と「保存場所」だけを記録します。

・この場合、動画のIDは「保存ファイル名」から抽出するか、保存済みの動画情報テキストファイルを参照することになります。

(「保存ファイル名」に動画のIDが含まれないように設定しており、動画情報テキストファイルを保存していない場合は、「パスのみ」で保存したリストからの読み込みは意図通りの動作にならないでしょう)

・特に理由がなければ、「パスのみ」は選択しないでください。

「IDのみ」

・「IDのみ」を選んでいる場合は、動画のIDだけを記録します。

・この設定で保存したリストを読み込む際には、「保存ファイル名」などの情報は、保存済みの動画情報テキストファイルを参照するか、ネットから取得するといった形になります。

・特に理由がなければ、「IDのみ」は選択しないでください。

リストの保存方式と実体 (※中級者向け)

動画ごとにフォルダを作成

・当ツールでダウンロードリストの状態を保存すると、その実体として、テキストファイルが保存されています。

・このファイルは、テキストエディタで編集することができます。

(次のスクリーンショットは、古いバージョンの場合です。最近のバージョンでは、設定を変更しないと次の手順になりません)

・「(保存方式)」のドロップダウンメニューを「パスのみ」に設定してリストを保存した場合は、「保存場所」と「保存ファイル名」をつなげたパスを、改行で区切っただけの形式になっています。

・「(保存方式)」のドロップダウンメニューを「IDのみ」に設定してリストを保存した場合は、動画のIDを改行で区切っただけの形式になっています。

※また、ダイアログの適当なところを右クリックして、「リストを保存するフォルダを開く」を選ぶと、このテキストファイルの実体が保存されているフォルダを開きます。

「パス+情報」について

・「(保存方式)」のドロップダウンメニューを「パス+情報」に設定してリストを保存した場合は、次のような感じで、「コメント数」や「投稿日」の情報を付け足した形式になります。

「パスのみ」「パス+情報」の形式に関する補足

・「保存場所」は省略して、「保存ファイル名」だけの記述でも構いません。

・その場合、リストを読み込むときに、「デフォルトの保存先」を「保存場所」とします。

※要するに、動画IDっぽいものを含んだ改行区切りのテキストファイルなら、わりとアバウトに読み込みます。

注意事項

・「パスのみ」の設定でお使いの場合、sm○○やso○○といった形式ではない数字だけのIDについては、状況によっては、リストへの読み込みに失敗する場合があります(デフォルトの設定で使うなら、通常は問題ないはずです)

・また、ファイル名の最後が [ と ] で囲まれている場合などで、リストの保存、リストの読み込み、リストへのドラッグ&ドロップが正常に行われない場合があります。

たとえば、「詳細設定→ダウンロード→保存名」を %TITLE%[%ID%] に変更してから、sm9 の動画をリストに登録すると、保存ファイル名は 新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師[sm9] になります。

この 新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師[sm9].xml というコメントファイルをダウンロードリストにドラッグ&ドロップした場合に、[sm9] が末尾情報だと誤解されて、リストに登録されない場合があります。

・そういった場合は、リストの「(保存方式)」というところを「完全」に設定して使ったりすることで、おおむねうまくいくと思います。

注意事項・補足

・また、保存名の最後の部分が [%ID%] となるような設定をした場合、コメントファイルのドラッグ&ドロップ時に、その部分が「末尾情報」だと見なされて、無視されてしまうことがあります。

・そういった不都合が出た場合は、「末尾情報」のフォーマットを適当に変更して、[ ] で囲まれた部分が「末尾情報」だと見なされないようにするか、ドラッグ&ドロップには必ず動画情報テキストファイルを使うといった対応をしてください。

※この辺りのことは、実際に問題に出くわすまでは気にしなくて大丈夫です。

文字コードについて

・当ツールが読み込む「.txt」のファイルは、基本的に、すべてUTF-16のリトル・エンディアンで保存されている前提になっています。

・ダウンロードリストをテキストエディタなどで新規作成するような場合は、「Unicode」(※「big endian」「BE」などが付いてないもの)などを選んで保存するようにしてください。

※普通の使い方をするだけなら、たぶん、このことは意識しなくても大丈夫だと思います。

(多くのテキストエディタでは、基本的に、開いたファイルの文字コードを変更せずに保存してくれるはずだと思います)

(お使いのテキストエディタがUnicodeに対応していない場合は、ご不便をおかけいたします)

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