・「NicomentXenoglossia.exe」を実行して、「XMLの再構成」というタブを選択します。
・リストに元にするコメントファイルをドラッグ&ドロップします。
・「分割」や「切り出し」では、こうしてドラッグ&ドロップしたコメントファイルの内容を元にして、そのうちの一部分を抜き出した、新しい別のコメントファイルを作ります。
※ドラッグ&ドロップしたファイル自体は内容を読み込むだけで、何も変更しません。
・次に、どのような条件で抜き出すのかを設定します。
・上の画像の場合、「分割」なら「250ずつ」、「切り出し」なら「0」~「750」という設定になっています。
(ダイアログのほかの部分がどうなっていても、「分割」や「切り出し」には影響しません)
・最後に、「分割」または「切り出し」のボタンをクリックすると、新しいコメントファイルが作成されます。
・以上で完了です。
(新しく作成されたコメントファイルも、元にしたコメントファイルと同じように使えるはずです)
・「端数も出力する」という設定は、たとえば、1000コメントを300ずつ分割した場合に、最後の「901~1000」のコメントファイルを作成するかどうかの設定です。
・「最遅コメントから計算」という設定にしておくと、1分の動画なら100コメントずつ分割、3分の動画なら300コメントずつ分割……という感じに処理しようとします。
(※単純に「ファイル内で一番遅いコメントの表示タイミング≒動画の長さ」という前提で処理します。ニコニコ動画由来のコメントファイルで、ある程度コメント数があるなら、おおむねそれっぽく動くと思います)
・「分割」と「切り出し」は、元のコメントファイルの「no」が逆転せずに並んでいる場合にだけ使えます。
(元のコメントファイルを「no」でソートし直してから処理したり、好みの順番で「no」を振り直してから一部を抜き出したり……といった場合は、「再構成」のボタンも使ってください)
・原則として、取り除くコメント以外の部分は、元のファイルからなるべくそのまま引き継ぎます。
(ただし、「thread要素のlast_res属性」の値は、新しく作成したファイルの中で最大の「no」の値に置き換えます。これは、“ニコニコ動画から過去ログをダウンロードした場合、last_res属性には、ダウンロードした中で最大の「no」の値が入る”ことに合わせた仕様です)
・コメントファイルとして最低限必要な情報が欠けている場合などは、適宜フォローして、「BoonPlayer」でオフライン再生可能な形式のコメントファイルを出力します。
(たとえば、ヘッダ部の抜けが原因で「BoonPlayer」でエラーが出るコメントファイルについて、「0」~「適当に巨大な数」で「切り出し」をすれば、コメント内容はそのままで「BoonPlayer」で再生できるコメントファイルを作れたりする場合があります)
・「詳細設定」の「num_click関係は無視」にチェックしている場合は、「thread要素のnum_clicks属性」「thread要素のclick_revision属性」「num_clickタグ」を除去します。
(チェックしていない場合は、「thread要素のclick_revision属性」「num_clickタグ」はすべてそのまま残します。また、「thread要素のnum_clicks属性」が「num_clickタグ」の数と違った場合は、「num_clickタグ」の数に書きかえます。この場合、「分割」や「切り出し」で取り除いた「no」に対応する「num_clickタグ」も新しいファイルの中に残っていますので、それも削除したい場合は、テキストエディタなどで開いて手動削除してください)